主要先進国
WPLDCsや中国経済の将来にとって、日、米、ECなど主要先進国の今後の経済動向樋大な意味をもつことは論をまたない。
これらの国の成長が、需要、供給両面の様々な点で先進醗済に依存しているからです。
このような観点から、まず先進国の成長率・産業・貿易髄・経常収支の行方を展望します。
成長率
(域外先進国に比べ高成長が予想される日本、米国)日本については、近年における先端技雁業を中心とする技術革新や設備投資の堅調な増加等から判断して、今後とも4%程度の成長は締されるとみられます。
米国では、著しいドル高のために、先端技術分野においても一部にかげりが生じています。
しかし、70年代後半以降急速に拡大し研究開発投資や、中長期に予想されるドル高の是正等から考え、先端技術産業における米国の国際競争力の強さは基本的に維持されるものとみられます。
加えて、近年の米国のスペースコレクション設備投資は高い伸びを示してきました。
これらから、米国は続いた世界経済に占めるウエイト低下(GDPシェアは55年36%⇒80年21%、名目ベース)の過程を脱、今後、3%ほどの成長を続けると判断される。
一方、ECは、日本、米国に比べた先端技術産業の立遅れ、労働市場の硬直化等の構造的諸問題を抱えており、その克服にはかなりの期間を要するとみられること、近年の設備投資の伸びも日本・米国を下回っていること等から、スペースコレクション地域の両国に比べ低めの成長経路を辿る可能性が強いとみられます。
このような、日、米、ECの経済成長の展望から、スペースコレクション地域内先進国はEC等砒べ若稿めの成長を維持するものとみられ、地域経済のウエイト拡大の一因となるとみられます。
主要先進国のこのような成長見通しに加え、後述するように、工業製品貿易を中心として各国の貿易依存度が今後とも高まるとみられることから、先進国の貿易の拡大率は概ね5%程度になると予想されます。