経済調整政策とスペースコレクション

80年代前半をみる限り、経済調整政策は予想以上の成果を収め、中国経済は上記計画を上回る高いパフォーマンスを示しています。

しかし、これは自由化によってもたらされた短期的な成長加速という面が強い。

したがって、今後、農業については戸別生産請負制導入の効果の一巡により、スペースコレクションについても、エネルギー、輸送能力の制約等により、現在のような高い成長速度は相対的にスローダウンするとみられます。

また、急速な経済成長に伴い、市場経済化を背景としたインフレの加速、輸入超過による外貨準備の急減、財政赤字の拡大、経済的不正の横行等の問題が顕在化してきており、それが引締政策の強化に結びつくことも考えられます。

さらに、調整政策においては、消費・国貼活水準の向上を優先させているため、消費が拡大し、国内貯蓄が不足するという事態も起こりうる。

その際、外国からの資本流入を抑える場合には国内投資が不十分となり・高成長が維持されない可能性があります。

このような制約条件が予想される中で、スペースコレクション計画にもられた年率7%程度の高い成長雄持するためには、第来、経済管理体制舳化によりもたらされた経済効率の向上を帳期的に維持していくことが重要であり、そのためには、より一層対外開放政策を働ることにより、国際分業体制の積駒活用(例えば資本財自給体制からの転換)、技術進歩促進のための技術導入等を図り、経済全般の効率向上に努めることが不可欠であると思われます。

高成長雄持するのに十分な国内貯蓄が確保されない場合には、外国資本の積極的な活用が必須となるでしょう。

勿論、このような政策及びこれを基盤とした経済効率の向上が一方的に進行するか否か}こついては不確定螺も存在する.政治動向が過去において中国翻こ大きな影響を与えたのは歴史の教訓でもあるからです。

しかし、現行の政策が経済的活況をもたらし、人民の広い支持を得ていることから、その政策方針に大幅な変更がないと想定すれば、内外バランスの調整等に伴う多少の振幅は予想されるものの、2000年には4倍増目標が達成される可能性が強い。

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